総永代経法要・納骨堂法要

令和4年8月11日(木)に総永代経法要並びに専徳寺納骨堂法要を勤修させていただきました。コロナ禍のなか、ここ数年「永代経法要、納骨堂法要」が開催できず住職として、ご門徒の皆様のご先祖様を過去帳に記載してお預かりしている身として心苦しい日々でありました。今年はご法要を勤めることができ、改めて専徳寺400年の歴史に先にお浄土へと戻られた先人に感謝のお念仏をさせて頂き、お陰様で今があることを深く心に刻む日になりました。

ご講師には大分教区下毛中組 法行寺 内藤義貴先生のご法話をいただきました。内藤先生は副住職(若院)の前職場(本願寺津村別院)では大変お世話になった先輩であります。そのようなご縁もあり大分県から来ていただきました。もともとはお寺で生まれて育ったわけではない先生が仏さまと出遇い様々なご縁をいただかれて僧侶になられました。その様々な経験や苦労の中でも常に仏さまが中心にあったからこそ今があるとお話いただきました。有難いご縁にあわせていただきました。

永代経法要とは門信徒の方々によるご懇念によってお寺が護持され、お念仏のみ教えが永代にわたって受け継がれていく法要です。いのちを恵まれた私たちが、法要をご縁として、仏恩報謝の心を表すことであり、その心はやがて子や孫に受け継がれ、み教えを聞き広めるご縁となります。ご法義を大切にされる方々の思いが、永代経法要であるともいえます。これからも子供やお孫さんと一緒にお参りくださる方が少しでも増えればと思うばかりです。

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