住職 開教使 退任式

令和6年3月13日に京都のご本山 西本願寺にて令和元年にご往生いたしました、前住職 釋了幸の住職退任式に遺族として参加してまいりました。コロナ禍などもあり、この約5年間でご往生された方のご遺族や住職を退任し継職された方や開教使を退任された方など全国から沢山の方が本願寺に集まり開かれました。

前住職は昭和37年に住職を継職されてから約57年間住職をつとめ、今回の参加者の中では1番長い在職年数者であり本当に長い間、専徳寺の護持発展に貢献してくださいました。御堂での雅楽やお勤め、ご門主様のお言葉やご法話を有難くいただきながら、前住職の生前のお姿を思い浮かべながら有難い時間でありました。

式後には国宝である書院の鴻の間にて、お斎をいただきました。若院は約7年前にお得度(僧侶になる)ときにいただいたとき以来の本願寺のお斎は7年前とはまた違った味わいを感じることができ、また僧侶としての初心を思い出させてくれた、そんな時間になったみたいです。

前住職をご縁として、短い滞在ではありましたが本願寺や京都での時間は有難いご縁となる時間でありました。

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