御正忌報恩講

今年も1月13日~15日の3日間、御正忌報恩講を勤修させていただきました。コロナ禍の中で今年もお斎の接待は中止ではありましたが、3日間たくさんの方がご参拝くださり親鸞聖人のご遺徳を偲びつつ、ご法縁をいただくことができましたこと、本当に有難いことでありました。

今年は副住職(若院)の長男が誕生して初めての御正忌報恩講でありました。受付では住職と一緒にお参りに来られるご門徒の方々にご挨拶をしながら、お出迎えしました。息子の初仕事です(笑) 沢山の方が喜んでくださり本当に有難いことです。

ご講師 本願寺派布教使 玉春 勇樹 師(熊本教区益北組 浄恩寺 住職)

ご講師の玉春先生は副住職(若院)の京都の仏教学院(僧侶専門学校)時代の年齢は先輩ですが、僧侶としては同期であります。そのようなご縁から今年は玉春先生にきていただきました。7年前に熊本を襲った熊本地震で大きな被害を出した益城町にお寺があり、その当時どんなに大変な日々の中でもお寺にお参り来られるご門徒の後ろ姿や様々な経験から、どこか心がホッとあたたかくなるような時間でありました。

翌週の1月22日(日)には仏教婦人会報恩講をお勤めいたしました。ご講師には本願寺派布教使 亀原 渉海 師(熊本教区長洲組 西養寺 副住職) をお迎えし、ご法話を頂戴しました。あたたかくユーモアたっぷりのお話に婦人会の方々の沢山の笑顔に包まれた時間でありました。

今年は海外からの参拝もありました。オーストラリア シドニーからクマさんという方がSNSやHPなどを見てお参りくださいました。身振り手振りで合掌礼拝の作法をお伝えしました。お念仏を通して日本の素晴らしい文化を少しでも伝えることができたのではないかと思います。

今年も御正忌報恩講をご縁に沢山の方々がお参りくださいました。初めて御正忌参りに来られた方もいらっしゃり、1人また1人と参詣の方々が増えていくことを願っています。ようこそのお参りでした。合掌

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