専徳寺 仏教婦人会研修旅行

コロナ禍により、ここ数年出来なかった行事の一つ、専徳寺仏教婦人会一日研修会を9月30日久しぶりに開催する事ができました。晴天にも恵まれ、清々しい朝の空気の中、明るい笑い声と笑顔で境内に集まってこられ、受付で役員さんが準備していただいたおやつを頂き、若院親子達に見送られ、さあ出発!


今回一番の目的は30年ほど前から専徳寺仏教婦人会の御正忌報恩講法要のご講師として来ていただいておりました、佐々木一法先生の御自坊であられます天草の西明寺様にお伺いさせていただくことでした。

ここ数年のコロナ禍により法要の中止等で佐々木先生の講師予定を幾度もキャンセルということが続いてしまいました。気さくなお人柄とユーモアたっぷりで笑いあり、涙ありの奥深いご法話で、専徳寺仏教婦人会の大人気の先生であり、是非ともまた先生のご法話を聴きたい!との皆様のお声に応えて、今回はこちらからご聴聞に伺いました。西明寺での参拝、ご聴聞は変わらぬ力強いお声と、心に底に響くお言葉に、それぞれの思いで受け止め、お一人お一人が思いを馳せておられました。
坊守様からは天草名物「がね揚げ」までお土産に頂き、心温まるお心遣いと有り難いご縁でございました。

研修会後は真っ青な空と海の美しさにも心癒され、おいしい海の幸をいただき、天草の歴史文化に触れながら、熊本の誇る天草陶磁器(本渡丸尾焼)見学、海産物や有名なパンのお買い物、そして帰りのバスの中ではお寺に関するクイズ形式での抽選会!で盛り上がり、仏教婦人としての意識の向上?と、和気あいあいと楽しく親睦を深めることが出来ました。


コロナ禍により、人と人とのつながりが希薄になってしまったと感じることも多々ありましたが、また逆に人とのつながりがどれほど有り難く大切なご縁であったかという事にも気づくことが出来たようにも思います。どんな状況であろうとも、私たちに出来るのは真実のみ教えをお聴かせいただき、一日一日を大切に生き抜いていくことです。感謝のお念仏を称え、皆様のご協力のおかげで無事に研修旅行を終え、実りのある一日となりましたことを心よりお礼申し上げます。 合掌

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