除夜会・元旦会

新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します!

今年も大晦日、元旦と除夜会、除夜の鐘、元旦会と勤めさせていただき、新年をお迎えすることができました。

除夜の鐘には寒い中、沢山の方が鐘を撞きに来てくださりました。今年は子供さんの姿が多かったように感じます、若い方がお寺に足を運んでくださることは、とても有難いご縁であります。

除夜の鐘とは一般的には人間の煩悩の数が108あるとされる考えにもとづくことから108回撞くとされています。しかし浄土真宗においては私たちが持つ煩悩の数は計り知ることができないほどあることから、除夜の鐘の回数も決まりはありません。鐘を撞くことで自分本位の願いごとを叶えてもらおうなど、何かご利益を得ようとするのではなく、「あれがほしい」「これがほしい」と数え切れないほどの煩悩を持つ自分自身を省みながら、鐘を撞くことが大切です。

副住職である私もたくさんの煩悩を持つ自分自身を省みながら、今年も無事に1年を終え新年をお迎えすることができることは当たり前ではなくお陰様であることに改めて感謝し、除夜の鐘を撞かせていただきました。         合掌

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