御正忌報恩講

今年も1月13日~15日の3日間、御正忌報恩講を勤修させていただきました。コロナ禍の中で今年もお斎の接待は中止ではありましたが、3日間たくさんの方がご参拝くださり親鸞聖人のご遺徳を偲びつつ、ご法縁をいただくことができましたこと、本当に有難いことでありました。

本願寺派布教使 熊本教区山鹿組 常法寺住職 

佐々木高彰 師

ご講師は佐々木高彰先生にきていただき、親鸞聖人90年のご生涯を節談説教を取り入れながら一緒に念仏子守歌を歌ったりと、笑いあり、涙ありの有難い時間であり、ご門徒の皆様も久しぶりのご聴聞に心が満たされました!と喜んでおられました。

お斎(精進料理)

今年もコロナ禍のためお斎の接待は中止でありましたが、寺族の私たちは3日間お斎を食べて過ごさせていただきました。15日の最終日には親鸞聖人が小豆が大好物だったといわれており、ご遺徳を偲び、小豆ご飯をお仏飯としてお供えしており、お斎でも小豆ご飯をいただきました。

来年はお斎の接待を再開できればなと思うばかりです。

仏教婦人会 御正忌報恩講

2年ぶりに仏教婦人会、御正忌報恩講を翌週の1月22日に勤修させていただきました。コロナ禍で2年間中止しておりましたが、今年はなんとか開催することができました。

ご講師には本願寺派布教使 熊本教区山鹿組 正圓寺若院 松島龍説先生にきていただきました。親鸞聖人が詠まれた和歌「明日ありと思う心の仇桜 夜半の嵐の吹かぬものかは」とお話をいただき、改めて当然のように自分には明日があり、今を精一杯生きられていない自分。親鸞聖人の詠まれた歌から、改めてそういった自分に気づかされました。

また来年も無事にこの御正忌報恩講をお迎えすることができるのを楽しみに、一日一日を精一杯生きる生活を送りたいものです。  合掌

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